画家になって良かった事
美の裏側の世界観を描くべく挑戦しつづけ
皆にその旨をお伝えしても伝わりづらい作品であると思います
私の力不足なのですが
今は作品をどう捉えようと飾って下さった方の印象にお任せしております
絵というのはそういうものだと傲慢だった私がこの絵に気づかされた作品をご紹介します
以前、墨なのに青く見える作品があるとお伝えしましたが
こちらの作品、不思議と青く見えませんか?
光の加減でもここまで青く見えるのは自身でも驚きです
この作品以来、同じ墨を使っても青く出る事は今のところありません
額も完成し、作品が旅立つ前に鑑賞していると
何時間経ったでしょうか
只々眺め、この作品が人に寄り添う作品であればと思うようになり
自分の傲慢さに気づかされました
絵を描いていると気付く事が沢山あります
自分を戒めるという面でも、売れなくても画家になって良かったと
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junkie_creators
売れない画家の日々是好日
皆さんも好きな言葉があると思います
元より私は書道を少々かじった者なので言葉は大好きです
好き過ぎて書道から離れた身ですが、字を書く事は絵を描く上でも私にとって大切な行事でもあります
言葉に秘められた意味、そしてその裏側に込められた想い
私なりの拙い書では御座いますが
大好きな文を
森五六郎 辞世の句
いたづらに
散る桜とや言ひなまし
花の心を
人は知らずて
捕えられた後にこの辞世の句を詠んだとされています
自身を桜に例え、散って行く我が身ですが
私の心情は誰にも分からない
ただ、いたづらにから文が始まるという事は
勝手に散っていく者とは仰るな
私の想いは分からないでしょうに
誰かに宛てた文のように感じませんか?
この文を紐解くと、主である徳川斉昭に宛てた文かと思います
若しくは藩や味方と思っていた者に対しても
※徳川斉昭とは水戸藩藩主、そして江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜の父でもあります
この辞世の句を知り
私が書道から離れる切っ掛けともなった句
文が持つ圧倒的なパワーを前に
私の拙い書道では書けないと
一時書道家を志しましたが絵描きに転向した経緯はこの句にあります
字を書く事は好きです
もう一度一から学び、いずれ書も始めたいと思っております
※この句が気になった方は桜田門外の変をお調べ下さい※
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junkie_creators
売れない画家の日々是好日
本日は、売れない画家の展示会
早速作品を時系列で
興味を抱いて下さった方は、下記にインスタグラムのアドレス?を記載しますので
宜しければご覧下さい
見て頂いた多くの方が、方向性の定まりがないと感じるかもしれません
それには理由があり、"いつも新しい事にチャレンジしている"からであり
まだまだ確固とした何かを発見できていません
美の裏側にある世界観という永遠のテーマは、きっと死ぬまで表現出来ないでしょう
ただ、美という裏側には決して醜いという事はないと私は感じており
万物には朽ちるという事象があるから美しく感じるのではないか
裏を返せば朽ちる事や二度と訪れないであろう事を知っているからこそ
美しいと人は感じるのではないでしょうか
では醜いとはいったい何なのか?
この世にはもしかしたら醜いものはないのかもしれませんね
junkie_creators
売れない画家の日々是好日
今回は抽象画についてお話を
ABSTRACTARTって何?
抽象画って何を表現しているの?
抽象画とは私も絵描きになるまでは全く分かりませんでした
色々な色が重なり綺麗だなー程度です
自分で描いた絵が人から抽象画と言われたので描き始めてやっと理解したくらいですし
正しいのか分かりませんが、抽象絵画がどのように棲み分けされているのか大雑把に説明しますと、対象物の有無だそうです
対象物のある絵画は具象画と言い、対象物を具体的に描いた絵になります
対象物
要するに物が対象となって描かれているかの違い
ならば抽象画はその反対なので物を対象として描いていないって事ですね
対象物がない絵とは?
精神世界でも描いているの?
私の描いている絵は精神世界とは言いませんが、かなり近いものではあります
判断材料として私の文章能力では難しいのですが、画家が想う世界観や気持ちを表しているのではないでしょうか
(中には抽象画っぽく対象物を描く画家もいらっしゃいます)
精神的な表現は対象物があっては表現するのに難しいので
抽象画の魅力とは?
皆さんが見覚えのある抽象画はどれも似ていてつまらない物かもしれませんね
私はそうでした…
ですが、多くの画家さんは色や色の重ね方、或いはタッチで表現しており
不思議と何を表現しているのか知りたくなるのが抽象画の魅力と言えるのかも
そして、抽象画の魅力に取りつかれ易いのは画家本人ではないでしょうか
どうして抽象画に?
答えは簡単
私の技術力や感性では抽象表現しか出来ないから…
よく質問されるのが、この絵は何を想って描いたのか
私が抽象画に向かう唯一の世界観は「美」の追及であり、そもそも「美」美しさとは何かね?
その対義語として醜いとあるが醜いとは何かね?
よーし、ならばその醜いとやらを制すれば「美」が見えてくるはずだ!
こうして「美の裏側にある世界」を描いてやろうじゃないか
と、抽象画なのに具体的な対象が2つ存在しておりますが
そもそもそんな世界観を具象絵画で表現できますか?って話
物でもないですしね
抽象画なのに墨だけで表現するのは難しいのでは?
いえいえ、墨には朱墨、白墨、青墨、茶墨、金銀墨とこれだけあります
他にも沢山色はありますが、着色料を混ぜているので青と茶と朱、そして白
これだけあれば十分
青や茶と言っても綺麗な青色や茶色が出る訳ではありませんよ
あくまでも、若干青っぽいかな~・・・
いや、やっぱ黒いよね
この程度です
ですが以前にもお伝えした通り、墨は黒一色とは限らない無限の色彩を秘めていると確信しているので
※その黒い墨が青っぽく見える絵は次回にでも
でも写真なので黒く見えてしまうかも
次回、売れない画家の抽象画展示会
売れない謎に迫る!
乞うご期待(ブログ内で)
売れない画家の日々是好日
売れない画家は日々どのような生活を送っているのか
自称「売れない抽象画家」である私自身が今日からブログに記して行こうと思います
まずは簡単なプロフィールを
1 なぜ売れない画家なのか
美大に通った事もなくギャラリーに勤めた事もない私は売る術を知りません
自身の絵画が売れている画家の方に聞きたい位です
2 なぜ抽象画なのか
全くの素人なので対象物を描く事が下手で具象絵画が描けません
3 絵画道具は何?
墨と和紙で
4 なぜ墨と和紙に拘るのか
書道の経験があり墨は書道の為の物と捉えていましたが
墨と和紙は愛称があったり、また、墨の磨き方や和紙は気温湿度全てにおいて色に関係してくる扱いずらさに魅了されたので(硯にも依る)
5 絵が売れないのにどうやって生活しているの?
主な収入源はバイトです
はたから見れば趣味の扱いでしょうが、知り合いや不思議とインスタを切っ掛けに絵が売れたりします。極稀ですがね
6 なぜ画家になろうと決めたのか?
後々詳しく書こうと思いますが、まさか自分でも画家になろうとは考えてもいませんでした
ただ一つだけ言えるとしたら、描く事が好きだったようですね
これに尽きるのではないでしょうか
先の未来は分かりません
絵が売れるかどうかも分かりません
将来に不安か?
全く不安はありません
何故なら売れると思っているから
墨で描く事、そして見たこともない世界感を表現出来たらと格闘しつつも
日々是好日
これからも宜しくお付き合い下さいませ