売れない画家の日々是好日
今回は抽象画についてお話を
ABSTRACTARTって何?
抽象画って何を表現しているの?
抽象画とは私も絵描きになるまでは全く分かりませんでした
色々な色が重なり綺麗だなー程度です
自分で描いた絵が人から抽象画と言われたので描き始めてやっと理解したくらいですし
正しいのか分かりませんが、抽象絵画がどのように棲み分けされているのか大雑把に説明しますと、対象物の有無だそうです
対象物のある絵画は具象画と言い、対象物を具体的に描いた絵になります
対象物
要するに物が対象となって描かれているかの違い
ならば抽象画はその反対なので物を対象として描いていないって事ですね
対象物がない絵とは?
精神世界でも描いているの?
私の描いている絵は精神世界とは言いませんが、かなり近いものではあります
判断材料として私の文章能力では難しいのですが、画家が想う世界観や気持ちを表しているのではないでしょうか
(中には抽象画っぽく対象物を描く画家もいらっしゃいます)
精神的な表現は対象物があっては表現するのに難しいので
抽象画の魅力とは?
皆さんが見覚えのある抽象画はどれも似ていてつまらない物かもしれませんね
私はそうでした…
ですが、多くの画家さんは色や色の重ね方、或いはタッチで表現しており
不思議と何を表現しているのか知りたくなるのが抽象画の魅力と言えるのかも
そして、抽象画の魅力に取りつかれ易いのは画家本人ではないでしょうか
どうして抽象画に?
答えは簡単
私の技術力や感性では抽象表現しか出来ないから…
よく質問されるのが、この絵は何を想って描いたのか
私が抽象画に向かう唯一の世界観は「美」の追及であり、そもそも「美」美しさとは何かね?
その対義語として醜いとあるが醜いとは何かね?
よーし、ならばその醜いとやらを制すれば「美」が見えてくるはずだ!
こうして「美の裏側にある世界」を描いてやろうじゃないか
と、抽象画なのに具体的な対象が2つ存在しておりますが
そもそもそんな世界観を具象絵画で表現できますか?って話
物でもないですしね
抽象画なのに墨だけで表現するのは難しいのでは?
いえいえ、墨には朱墨、白墨、青墨、茶墨、金銀墨とこれだけあります
他にも沢山色はありますが、着色料を混ぜているので青と茶と朱、そして白
これだけあれば十分
青や茶と言っても綺麗な青色や茶色が出る訳ではありませんよ
あくまでも、若干青っぽいかな~・・・
いや、やっぱ黒いよね
この程度です
ですが以前にもお伝えした通り、墨は黒一色とは限らない無限の色彩を秘めていると確信しているので
※その黒い墨が青っぽく見える絵は次回にでも
でも写真なので黒く見えてしまうかも
次回、売れない画家の抽象画展示会
売れない謎に迫る!
乞うご期待(ブログ内で)